<Header>
<Author: 常建>
<Title: 題破山寺後禪院>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 唐詩選　上>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 破山寺の後の禅院>
<BookPage: 247>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
清晨入古寺，
初日照高林。
竹逕通幽處，
禪房花木深。
山光悅鳥性，
潭影空人心。
萬籟此都寂，
但餘鐘磬音。
<End Poem>
<Translation>
すがすがしい朝、古い寺へはいって行くと、今出たばかりの日が高い林のこずえを 照らしはじめた。曲りくねった小道が奥深い静かな場所へ通じている。それをたどって行くと、禪房が一つ建っていて、花の咲いた木々にこんもりとおおわれて、いかに ぜんぼう も奥ゆかしい。明るい山々の色は鳥の性を喜ばすものと見え、かなたこなたにうれしそうに飛びまわっている。澄みきった淵にたたえた鏡のような水は人の心から俗念のけがれを洗い清めてくれるようだ。ちょうど今、すべてのもの音がひっそりとして閑寂に歸している。すると、ただおちついた鐘の聲にまじって清らかな磐の音がひびいてきた。
<End Translation>
<Formatted Translation>
すがすがしい朝、古い寺へはいって行くと、
今出たばかりの日が高い林のこずえを 照らしはじめた。
曲りくねった小道が奥深い静かな場所へ通じている。
それをたどって行くと、禪房が一つ建っていて、花の咲いた木々にこんもりとおおわれて、いかに ぜんぼう も奥ゆかしい。
明るい山々の色は鳥の性を喜ばすものと見え、かなたこなたにうれしそうに飛びまわっている。
澄みきった淵にたたえた鏡のような水は人の心から俗念のけがれを洗い清めてくれるようだ。
ちょうど今、すべてのもの音がひっそりとして閑寂に歸している。
すると、ただおちついた鐘の聲にまじって清らかな磐の音がひびいてきた。
<End Formatted Translation>